人魚ログ
(人魚ノートの過去ログです)
◇平成14年9月◇
14日袖尾家事情(7)ネガティブアクセス剛掌波 17日袖尾家事情(8)彼女たちの見解 20日宗教化・同列化・低質化 22日VNIというもの 23日(゚д゚)ママーン 30日爆萌マーメイドフィンガー |
平成14年9月14日 | 袖尾家事情(7)ネガティブアクセス剛掌波 |
アイコン借用『星屑の欠片』より 「観鈴っ、居候! 今すぐサイト復活させるで!!」 「わ、すっごい久しぶりだね…」 「いったいどうした」 「どうしたもこうしたもあらへんっ。なんやようわからんけど、とにかく今、VNI界がピンチみたいやねんっっ」 「いったいなにがあったのかな?」 「どうやら『VNIほかん庫』が閉鎖を決意したらしいな」 「そのことでみんながえらい衝撃を受けとるっ。こいつなんか目も当てられんくらい。この状況を打破するため今すぐここを復活させて、VNI界全体にネガティブアクセス剛掌波を発動せなあかんのやっっ!!」 「テンション高いね……」 「もうっ、ブリブリやでっっっ!!」 「(栞んとこのをそのまんまパクってるくせに……)」 「うちのこの手が青白く燃える! アルコールを摂取せよと指先が震えるぅぅぅっっ!!」 「ただのアル中じゃねぇか!!」 「……でもお母さん、ネガティブアクセス剛掌波ってちゃんと意味わかってる?」 「名前からしてごっついな! ロマンを感じずにはおられん」 ※ネガティブアクセス剛掌波 テキストサイト『斬鉄剣』が編み出した荒技。 気に入らない相手を攻撃する際、文中リンクを貼ると同時に自分の信者も送り込み、無数のビット攻撃をターゲットに浴びせる。 対象者のアクセスはぐんぐん上がるが、しかしそれらは全てネガティブなものであり、実際は鬱陶しいことこの上ないシロモノらしい。 「わぁ、すっごい怖そう…」 「つまり大手クラスのアクセス数をもってないと使用不可能ってことだな。あんたにゃ絶対無理だ」 「仮に使えたとしてもVNI界の状況打破には全然関係ないよね」 「うっさいうっさいうっさい! たとえ無理でも意味なくてもっ、晴子ちんネガティブアクセス剛掌波っちゃうんや!!」 「(覚えた言葉を使いたいだけなんじゃ……)」 「(単なる厨だな…)」 「そしてうちはそれすらも超越し、ネガティブアクセス剛掌波を進化させた技、爆萌マーメイドフィンガーを習得する」 「( ゚д゚)ポカーン」 「お母さ〜〜ん、帰ってきて〜」 「しかしこれは生半可な技やない。体得には相当厳しい修練が必要になってくるやろう」 「往人さん、今日のラーメンどうかな? 鶏がらスープにチャレンジしてみたよ」 「観鈴、おかわりだ」 「……そう、例えばうち自身がネガティブアクセスを受ける荒行とかな……( ̄ー ̄)」 「なるとで目を回しちゃわないように気をつけてね」 「そんなベタなことするかよ…」 「ちゅうわけで次回、剛掌波を頂戴するべく、いろんなサイトに意見しまくっていくでっっ」 「おいっ、観鈴! どうして串が刺さったまんまの焼き鳥が入ってるんだ!!」 「チキンにチキンを合わせてみましたー♪ にはは」 「だーーーーーーーーーーーーー!!!!」 「ほかん庫閉鎖を批判してみたりとか。こりゃごっつい反発食らいそうやで……( ̄ー ̄)」 「お母さん、早く食べないとラーメンのびちゃう」 「観鈴ーーーーーーー!!! シーチキンはチキンじゃないぞーーーーーーーー!!!!」 以下、次号に続く。 |
平成14年9月17日 | 袖尾家事情(8)彼女たちの見解 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
アイコン借用『星屑の欠片』より 「往人さーん、ごはんできたよーー」 「ま、またラーメンか……?」 「うん。往人さんの大好きなラーメンライス。にはは」 「やっぱりチキンなのか……?」 「うん。鶏がらスープ〜♪」 「だああああっっ!! 焼き鳥はまだしもシーチキンのあぶらでギトギトになったラーメンは勘弁してくれっ!! あれなら日○のチキンラーメンを食ったほうがよっぽどマシだ…」 「わ、今日が○清のチキンラーメンだってことどうしてわかったの?」 「そのまんまかよっっ!!」 「(居候…ええ突っ込みやで……)」 「今日はまたえらく手抜きなんだな…」 「食べない?」 「食べる…」 「うちも1個もらおか」 「玉子を片手で割りますよ〜」 「半熟で頼む」 「晴子ちんの分は専用のヨード卵…………って……なにを和んどるんじゃああーーーーーーーーいっっ!!!」 「わ、ツバ飛んだ…」 「チキンネタはもうええねんっ。今はのんきに食うてる場合とちゃうやろっっ!」 「なんかあったかな?」 「ネガティブアクセスを受ける為、晴子が各サイトに物申すんや!」 「それってある意味ただのアクセス乞食って言わないか?」 「違うっ! うちの目的はあくまでもその向こう側、信者からの反論を受けることっっ」 「それを受けたらどうなるの?」 「爆萌マーメイドフィンガーが会得できる……( ̄ー ̄)」 「いいのか? それ」 「そんなイっちゃったお母さん見たくないな…」 「ええいっ、つべこべ言わんとこれを読み上げるんや!!」 「なんだこれ?」 「晴子に物申されちゃうサイトのリスト」 「じゃ、読んでくね……」 「どーんとこいっっ!!」 開始〜〜♪♪ 「ちゆ12歳さん」 「早く更新(・∀・)シロ!!」 「(;´Д`)」 「チェき14歳さん」 「ふたなり(・A・)イクナイ!!」 「(:;;´Д`)」 「ちぬ12cmさん」 「たまには貯金しとけっっ」 「(;;;;;;´Д`)」 「可憐ちゃん13歳さん」 「表サイトのゼノサーガ日記、続きはどうしたぁ!!」 「(;;;´Д`)」 「一般人無双さん」 「とりあえず逝ってよし」 「(;;;;;;;´Д`)」 「佐祐理18歳(偽)さん」 「158さん、うちの絵も描いてくれへんかなぁ。頼んます〜(*´Д`)」 「(;;;;;;;;;;;;´Д`)」 「るぅりん☆6歳さん」 「あんたちょっと釣り上げすぎ。経済水域超えとるでっ」 「(;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;´Д`)」 「貧乳さん」 「寄せて上げてよし!!」 「……観鈴、ちょっと読み上げるのやめてくれ…。Dinner making stopだ」 「なんや、せっかくノってきたとこやのに!」 「ナメてんのかあんたはっっ!!!(#゚д゚)」 「お、怒りないなぁ。ちょっとしたおちゃめさんやないかぁ(;´Д`)」 「マ ジ メ に や れ」 「んではまあ、そろそろ予告しとったアレにいくか」 「ほかん庫さんの閉鎖宣言……」 「それについて意見があるんだな?」 「ああ。こっからはちょっとひとり語りモードいかせてもらうで」 「お母さん、ふぁいとっ」 まず最初、ほかんこさんに言うときたい。 とりあえずモチテュケ。 肩の力を抜いて一回深呼吸や。 落ち着こう。冷静になろう。 恋する乙女やないねんから激情のまま突っ走ったらあかん。マターリリラックスや。 さて、今回ほかん庫は宣言しました。 「VNI界は質が落ちた」と。 そしてこうも言いました。 「そんなVNI界に絶望した」と。 まあセオリーとしては「VNIとはなんぞや?」ってところから入ると思うねんけど、大元が言及せん以上、定義を論争したところで結局は自分ルールの押し付け合いで不毛なだけやし、なにより今はほかん庫さんの話。 ほかんこさんが考える低質なVNIサイトの基準とは、大きく分けると次の3つになるらしい。 1.ネタVNIでもないのに速攻で更新放置するやる気のないサイト 2.アクセス稼ぎのためだけに、とてもVNIとはおぼつかない内容でVNIを名乗る、ちゆフォーマットを使用するサイト 3.ちゆを知らない、またはちゆを知ろうともしない。ちゆに感謝の念を払っていないサイト ここで注目してもらいたいんが、ほかんこは決して「おもしろくないVNIサイト」なんて言葉は使ってへんっちゅうこと。 おもしろさなんて人それぞれ。ほかんこさんも同じこと言うてる。 葉鍵ネタわからん人に葉鍵VNIはつまらんやろうし、わかる人にはおもしろいかもしれん(ネタがわかってもおもしろない可能性大いにあり)。 そしてどんな閲覧者でもその人に合った、楽しめるVNIがどっかにおるやろうってことで、それを探す手助け、ひいてはVNI界の懐の深さ、ちゆの偉大さを知らしめるために誕生したのがVNIほかん庫。 たとえ万人にとっておもしろくないVNIがあったてしても、ちゆへの感謝・敬意を忘れずがんばって更新しとるサイトをほかんこは「低質VNI」って呼んだりせえへん。 ところで「ほかん庫について」ではこうも述べられてる。
「個人のブックマーク集でもある」「対象は無節操に追っていく」 この時点でほかん作業について義務は生じてないことになる。 ほかんこさんは何にも縛られてない、自分の思うように、好き勝手やってもええんやってことになる。 オフィシャル的なもんとちゃうんやから自分が認めんサイトは無理して登録せんでもええやんって話になってくるかもしれんけど、それもまた的を外した意見やね。 なぜならほかんこさんは「低質なVNI」が増えて、それに「絶望」したわけなんやから。 言うなればこれは感情の問題。 言葉の端々をつっついて論理的に話を進めてもそれは無駄ってこと。 やる気なくなった人に他人が言えることなんかなんもないやんって意見が多数かもしれん。 しかし、それでもうちはほかん庫閉鎖を否定します。 今のVNI界がええものかどうかなんかは別にして、今日のVNIというジャンルを作り上げてきたのは間違いなくほかんこさんです。「当方の影響力がどれだけ有ったのか……」なんて言葉は明らかに逃げや。もっと自覚してください。現にこれだけの波紋を呼んでるんやから。 VNIを生んだのはちゆであり、全てのVNIたちはちゆの子供である(非認知やけど)。 そしてその子供たちを乳母代わりとして育てて来たのがVNIほかん庫。 しかしここで、ちゆの子供でありながらちゆを母親と認めん子供たちが増えてくる。 ほかん庫流VNI低質基準3番。 愛情を注げん子供の世話にほかんこさんは疲れ切ってしもうたわけやね。 だがしかしだがしかし、うちは納得できん。 なんでこの時点で教育を投げ出すんや? なんで不良娘たちを叱ってやらんのや? ちゆに無断でやってるとことやからいう遠慮があるんかもしれんけど、それでも、おいたをした子供を叱ってやるんが親、親代わりとしての務めとちゃうんか? やるべきことをやらんと、ヒステリックに「閉鎖」なんちゅう最終手段に訴えるやなんて、それこそ逃げでしかない。 断言しよう。 考えが甘すぎる。 せっかくがんばってきたことを(うちから言わせれば)こんな些細な問題でフイにしてまうんか? もったいなさすぎるやん。 誰よりも多くのVNIを知り、それに絶望したあんたにかける言葉としては酷なんかもしれん。 でも……それでもうちは訴える。 VNIのジャンル化を進めてきたんは間違いなくVNIほかん庫。 そのあんたがやることやねんから自分ルールの押し付けでもかまへん。 それをこの時点で放棄するのは無責任や、と…。 あと、これも言うときたい。 ほかんこさん、もうちょっと待たれへんかったか?
最新の更新であんたはとうとう「ROVNI」という名詞を出してしまったわけやけども(うちとしては痛々しい限り)、ぶっちゃけ、RO系が生まれてくる前でもあんたが言う”低質”なサイトなんてなんぼでもあったやろう? 今RO系が目立ってるんは、単純にRO人口が多いだけ。 今のところテスト期間という名目はあるものの、んなもんはとっくに有名無実化しとって、RO=手軽に遊べるタダゲーと成り下がっとるんは明らか。 製品化されれば確実にその人口は減っていく。 常時ネットに繋げる環境さえあれば誰でもプレイ可能で、とくにユーザー層の実年齢・精神年齢の低下は目に余るものがあるシロモノ。ようするに厨でわんさか溢れ返ってるわけやね。 そんなもんに振り回されてるのはアホらしすぎる。 せめて閉鎖の判断はROが課金されるまで待ってほしかった。 あとはまあ、「『ちゆって誰?』と言い出す人間(最早VNIではない)が出現しそうな勢いで」とのことやけど、これって逆転の発想はできんやろか? つまり、「ちゆを知らない人間にまで広がるVNIの世界。そこまでVNIは大きくなり、それだけちゆが偉大であり、ちゆフォーマットが秀逸であるということだ」って考え方できへん? え、無理? きつい? 強引すぎ? そんなんおまえだけって? わ、悪かった。 今のは忘れて……。 「……ちゅうわけでまあ、もうちょっとほかんこさんがんばってほしい」 「お母さん…」 「なによりも自分でしてきたことが間違いやったなんて悲しい判断はしてほしない!」 「ええか、ほかん庫!」 「あんたのそばに、とんでもなく鈍感で頭の悪いヤツらがおるやろう!」 「ときには、あんたを罵倒したり、なじったりキレさせたり悲しませたりするかもしれへん!」 「でもな、許したってくれ!」 「我慢して、そばにおったってくれ!」 「どんなことをしたってな、そいつはあんたのことが必要やねんやから!」 「だからな、ほかん庫!」 「元気なかっても、そいつらには元気のええ笑顔を見せたってくれ!」 「そうすれば、アホやから、そいつらは幸せでおられるねん!」 「な、頼むで!」 「そしてっ!」 「そして、そのアホ共が過ちを犯しとっても笑っててや、ほかん庫!」 「引きつりそうな限界の笑顔で、笑っててや!」 「じゃないと、あいつらが間違いに気づいたとき、寂しい思いしてまうからな!」 「以上バニ山ハル子が贈る、叱咤激励の言葉でした!」 「………………」 「さらばぴょん!」 「帰るなっ!! ちょっと待て!」 「なんやねんっ、せっかくええ終わり方できたと思ったのに」 「熱演おつかれさまでした…って、言いたいところだけど、低質VNIの代表みたいな人から激励されても全然説得力ないと思う…」 「あほぅっ! こういう時は自分のこと遠く1.5万光年彼方の棚に放り上げてええってテキストの神三郎も言うてるんや!!」 「絶対言ってない……」 「また三郎かよ…」 「ところで爆萌マーメイドなんちゃらの修行はどうなのかな?」 「まあ前回はただ復活しただけの内容やってんけど、ネガティブアクセスらしきものはちょっとだけ来たかな」 「とりあえずここか」 「『最近、葉鍵系VNIが暗躍しているとか』て、ごっつい言われようやな……」 「にはは。お母さん悪者♪」 「それ以上にすごかったんがコレ」
「カトゆーーーーーーーー!!!!!」 「10時台、13,000%か…」 「喜んだらええんか悲しんだらええんか……・゚・(ノД`)・゚・。」 「ネガティブリンクじゃないから素直に喜んでいいと思うよ。にはは……」 次回、本気でネガティブを貰いにいきます。 |
平成14年9月20日 | 宗教化・同列化・低質化 | |
「ヽ(`Д´)ノ ウワァァァァァァン!!」 「ど、どうしたの?」 「また葉鍵が叩かれてるーーーーーーーっヽ(`Д´)ノ」 「そんなの今にはじまったことじゃないし」 「いつものことだろ。いちいち気にすんな」 「そやかて…そやかて……」 「泣かない泣かない。いい子いい子。にはは」 「なんと今回はLLL様に叩かれたんやで〜〜〜〜」 「わ、四天王の人……」 「VNI山の大将クラスか」 「問題の記事はこちら」
「別にLさん自身が言ってるわけじゃないみたいだけど」 「あほぅっ! こんな、わざわざA君とやらの発言を引き合いに出すなんて明らかな葉鍵叩きやないか!」 「向こうはこっちなんか相手にしてないと思うぞ。小馬鹿にはされてるが」 「それにお母さんだってLさんのサイトは見てないんだよね?」 「我らがVNIの聖地、四天王様のサイトやねんから巡礼せんわけにはいかんのやけど、何回チャレンジしても3行目ぐらいから読む気なくなってまう」 「それじゃ何にも言えないよ…」 「くそっ、こうなったら……」 「?」 「ヽ(`Д´)ノ Lのバーヤ」 「(;´Д`)」 「ヽ(`Д´)ノ Lのバーヤ」 「お母さん、みっともない…」 「あんたらも続かんかいっっ!!」 「ヽ(`Д´)ノ Lのバーヤ」 「ヽ(`Д´)ノ Lのバーヤ」 「え…えるさんのばぁや……」 「かぼちゃワインのLの方がよっぽど萌えなんじゃっヽ(`Д´)ノ」 「古っっ!!」 「大体なあっ、葉鍵系なんて括りで全部をいっしょにせんとってくれ! うちなんかと違って秋子さんとかは1流のVNIなんや! 秋子さんとうちをいっしょにするなっっ!!!」 「情けねぇ……(;´Д`)」 「ヽ(`Д´)ノ Lのバーヤ」 「……………」 「…………はっっ!!」 「どうした」 「まさか秋子さん、うちみたいなんといっしょにされるんが嫌で引退したんじゃ……」 「やっと気づいたのか」 「ガ━━━━(゚Д゚;)━━━━ン!!」 「わ、お母さん落ち込んじゃった…」 「ヽ(`Д´)ノ ゴメンナサーーーーイ!!! ウワァァァァァァン!!」 「いまさら謝っても…」 「とまあ、つかみの自虐ネタはこのへんにしといて」 「ほんっっっと、前フリ長いね」 「成長のないサイトだ」 「そろそろ本題に入ろう。今回の人魚ノート、タイトルは『宗教化・同列化・低質化』」 「意味が全然わかんない…」 「現在のVNI界について、前回はほかんこさんの視点で言葉を並べてきたけど、今回はうち自身の意見をぶちまけます」 「また長い話になりそうだ」 「笑いどころあらへんし、系統立てて順番に追っていくか」 「そうしてくれ」 1.宗教化 〜狂信者の誕生〜 「まず問題。人気サイトが人気サイトたるゆえんはなんや?」 「人気があるから人気サイトさんじゃないの?」 「まんまやないかいっ!!」 「つまり、大きなアクセス……それを支える多数のファンを抱えてることだな」 「そうそう。それさえ備えてたら誰から見ても人気者なんやなぁって理解できる」 「自分が人気者なんだって思い込んでてもそれを証明してくれる人がいないと人気サイトじゃないよね………………お母さんみたいに」 「そこまで勘違いしてへんわっヽ(`Д´)ノ」 「……どうだか」 「絶大な人気、支持っちゅうのは麻薬みたいなもんで、ときにはファンを信者……いや、それ以上の狂信者と変えてしまうことが多々ある」 「怖いね……」 「VNIを例にすると、まず挙がってくるのがちゆ厨と呼ばれる集団。これはちゆ板を観察しとる人間やったら理解できるやろう」 「有益な書き込み以上に2chばりのくだらんレスが目に余るな」 「膨大な書き込み量が手に負えんってのもあるんやろうけど、今ではちゆ本人が降臨することなんかめったにあらへん」 「一番上の注意書き読んでないのかな…」 「そして次に挙がるんが四天王厨。VNI御三家と呼ばれるウロン・おこめ・LLLにちゆを含めた最初期VNIの取り巻き連中。正直、ここに群がる狂信者どもが一番やっかい」 「それはどうして?」 「こいつらの基本理念は『四天王以外はVNIと認めない』が信条やからな」 「わ、なんかすごい…」 「狂信者っちゅうのはほんま手に負えん。やつらにあるのは感情のみ。極限にまで狭められた視野は客観的判断力を失わせ、思考停止された脳はどこまでも暴走を促す」 「(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル」 「『ちよのような恥知らずがパクリをはじめたせいでVNIの名は地に落ちた』」 「…………」 「最近はあんま聞かんけど、昔は挨拶代わりみたいにこんな言葉がよう流れてた」 「付き合ってられないな」 「暴徒と化した狂信者たちの勢いはとどまることを知らず…」 2.同列化 〜狂信者の反発〜 「連帯責任って言葉がある」 「連帯して責任をとらされるってことだよね」 「だから、まんまやないかいっっ!!」 「『複数の者がある行為について連帯して負う責任』(大辞林第二版)……つまり、あるグループ内でひとりが犯した罪をグループ全員がかぶるってことだな」 「さっき言うた例やと、うちがなんらかのチョンボかましたとして、それに対し『これだから葉鍵系は…』みたいな感じで糾弾される状況を指す」 「が、がお…」 「この場に持ち出す言葉としては不適切やねんけど、つまり、第三者にとって否が応にもVNIはグループ化、ひいては同列として見なされる」 「これはまあ、しょうがないことだよね」 「そんなもの気にせず、自分は自分でがんばったらいいだけのことだ」 「しかしこれを『しょうがない』では済ませられん連中がおる」 「四天王狂信者か……」 「『俺たちのおこめちゃんたちとおまえらみたいなカスどもをいっしょにするな!』ってところやね」 「これは……どうしようもないのかな? 四天王さんたちが悪いのかな?」 「んなことはない。真意は別にしてLさんなんか『全てのVNIを肯定しまス!』と公言しとるわけなんやし」 「狂信者さんたちにとって神の言葉にも等しいのに……どうして聞いてくれないの?」 「それこそ狂信者が狂信者たるゆえん。既に自分なりの正義が確立しとって、それを曲げることは神ですら適わん」 「さっきのちゆ板がいい例だな。『他人の書き込みがマナー違反だと思っても煽ったり文句を言うくらいなら無視してください』って注意書きが見えてない」 「これらは狂信者の暴走っぷりを示す初歩的な例やけど、こんなもんはVNIに限ったことでなく、どこの世界でもある」 「だな」 「良策、解決策はただひとつ。外野の野次はひたすら放置すること」 「サイト運営の基本だね」 「そやのに、基本やのに、初歩中の初歩やのに、放置できん人らが……・゚・(ノД`)・゚・。」 「………………」 3.そして低質化 「とりあえず狂信者の実態ってもんはなんとなくわかったか?」 「なんとなくなら…」 「なに言われても無視を決め込めってところだな」 「しかしここで、とてもやないけど看過できん事実がある」 「ん、なんだ?」 「狂信者の暴走が、とうとう直接攻撃にまで及んだら?」 「そ、それは見過ごせる問題じゃないな…」 「そこまでひどくなってるの?」 「悲しいけどこれは確固とした事実。古い話で悪いけど半年前のVNIフェスタを思い出してくれ」 「え…と、なんだったかな…」 「VNIの有志を集めて祭りをやろうって話だったな。結局企画倒れで中止したんだ」 「中止になった経緯を簡単に説明しなおすと……」 ・問題多発。円滑に企画を遂行させるため、幹部を少数に絞り会議の場をオープンチャットから秘密会議室へ ↓ ・幹部選考に漏れた参加VNIが裏チャットにて幹部を相手に不安と不満を爆発。 ↑ ・このときのログを芸能リポーター気取りのあるウォッチャーAがひそかに保存。 これには企画を続行させるため現時点では公開できない機密情報が含まれていた。 ↓ ・フェスタ成功の命運を握る決定打であることを理解したウォッチャーAは、自サイト上にて 「彼らを潰すも生かすも私次第なので、ログを公開するかどうか迷っています(笑)」と発言。 ↑ ↑ | ・企画側、もちろん必死で公開停止を懇願。 | | ・以前からフェスタメンバーが気に入らなかったある大手サイト(そいつに言わせれば)が 秘密裏にログ公開を要請(ようするに潰せ、と)。 ↓ ・哀れに思ったウォッチャーA、ログ公開停止を決定。自サイトにて「俺も甘いなぁ(笑)」 ↓ ・企画側、「甘いなぁ」発言にブチ切れ。企画中止を決定。 「ログでもなんでも好きに晒してください」 ↓ ・VNIフェスタ、企画終了 「あ、そういえばこんな流れだったね」 「覚えてるやつほとんどいないんじゃないか?」 「とりあえずまあ、自分の手は汚さずうちらを潰しにきてくれた最低の人間を思い出してくれたらそれでええ」 「この人はいったい何を考えてるんだろうね…」 「『量産型VNIうぜぇ、祭うぜぇ、氏ねよおまえら!』ってとこか。そんなに気に入らないなら他人に依頼なんかせず自分でコラムでも書けばいい。まったく汚いやり口だな」 「『自分は大手だから偉い。こいつを使ってやればいい』みたいな考えなのかな…」 「実際のところ大手なんかどうかは知らんけどね。四天王の腰巾着って立場は大手になるんかな」 「えっ、そうなの!?」 「ここまできたらもうわかるやろう。この大手とやらの正体は四天王狂信者の筆頭、某腰巾着さんです」 「そ、そんな……」 「VNIでありながら狂信者か」 「厳密に言うとVNIではないのかもしれん。でもまあ、VNIAに登録されとるからVNIと呼んで差し支えないやろう」 「でも、どうしてこんなことを……」 「狂信者特有の選民意識でもあるんとちゃう? 『四天王様たちと共にVNIAに登録されてる私を、あんたたちみたいなクズVNIといっしょにしないでよね! わかってるの? 私は四天王様とマブなのよ?マブ。お・と・も・だ・ち、なの。あんたら全員氏ねばぁ? キャハ(≧▽≦)ノ』みたいな感じか」 「うわぁ…」 「近寄りたくねぇ…」 「VNIAに登録されてる他の人たちも同じ考えなのかな…?」 「さすがにそれはないと思うけど、考えられんこともないな。躾ぐらいはちゃんとしといてほしいところやけど」 「ヲチスレで『四天王以外のVNIは氏ね』って書き込みをよく目にするが、大半はこいつなのかもな」 「やろうねぇ。何様のつもりかしらんけど、うちから言わせればこいつこそが『低質なVNI』の見本みたいなもんやヽ(´ー`)ノ」 「でもお母さんっ、証拠も無しに決め付けるの、よくない」 「別にうちはどこどこの誰かって特定してるわけとちゃうで。某腰巾着さんって言うてるだけやし」 「う〜ん……」 「これを放置するならまだしも、しらばっくれたりするんやったらこっちもそれなりの対応を用意してるけど( ̄ー ̄)」 「(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル」 「てなわけでまあ、四天王以外のVNIが目立ったことをすると某腰巾着さんをはじめとする狂信者から弾圧を受けるっちゅうことです」 「あれ? なんか最近似たようなことがあったような…」 「そうっ、それこそが今お茶の間を騒がせてる『佐祐理18歳(偽)』や!」 「なるほど」 「ここ最近目立ってきたROVNIを牽制するため、ネットウォッチ板の大原則『ヲチ先には触れず騒がずマターリと』を平気で無視した暴挙。こんなもんは狂信者の暴走以外のなにものでもない」 「よく考えるとほんとそうだね…」 「彼女には彼女なりの正義があるんやろう。別にそれを否定するわけとちゃう。人それぞれの正義やし」 「………………」 「サイトを構成して体裁を整えようが、所詮彼女はヲチスレの延長線上の存在でしかあらへん。ヲチスレでなにを吠えようがそれは個人の自由」 「放置すればいいだけだからな」 「見る側の資質を育てる(放置スキルを鍛える)といった観点では最適な反面教師なんやろう」 「な、なるほど…」 「しかしここで、数多くの軟弱なサイト管理人が偽佐祐理とまともにとりおうてもうてる」 「実際に彼女の影響で閉鎖したサイトもあるしな…」 「この状況を『低質化』と言わずなんと言おうかっ!!」 「…………」 「もっかいおさらいしとくで!」 「うん」 「『偽佐祐理』なんてのはヲチスレが形を変えただけのものに過ぎん。あんたら……ヲチスレで叩かれたぐらいでガタガタぬかすな! 踊らされすぎっ!!」 「(´・ω・`)ショボーン」 「ええか、例えそこに素晴らしい意見があったとしてもいちいち反応なんかしたったらあかんで。それをすると、某腰巾着みたいなアホが名無しでヲチスレに潜伏して、それで業界が左右されるなんていう悪しき習慣を定着化させることになってまう」 「それってすっごく怖いことだね……」 「VNIの低質化とは狂信者が跳梁跋扈することやない。狂信者の暴走で簡単にフラフラしてまう状態を、VNIの低質化というんや!! わかったか!」 「なんとなく理解できました。にはは」 「長すぎて肩が凝った…」 「最後に言うとくけど」 「ん?」 「今回、オチはないで」 「がくっ」 次回、『VNI』という存在について物申します。 (21:00 一部修正) |
平成14年9月22日 | VNIというもの | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「うちの名前を言うてみぃ……」 「え?」 「いきなりなんだ…」 「…うちの名前を言うてみぃっ……」 「??」 「…晴子……さん。わたしのお母さん。袖尾晴子だよ」 「そう、うちは袖尾晴子。中学MVPシューターのバーチャルネットアイドル、袖尾晴子や!!」 「なんのMVPなんだか」 「モーストおヴァカでピー(放送禁止用語)な人?」 「まあうちもVNIをやっとるせいでちょっとは名が知れてきた。ラグナロクやっとってもたまに声かけられたりする」 「悪名は知れ渡ってるだろうね」 「Iris鯖でも1000人にひとりは知ってるぐらいか」 「声かけてくれるんは別にかまへん。ごっつありがたいこっちゃ。精一杯挨拶返させてもうてます」 「…………」 「けどなぁ……『あ、晴子さんだ』って言うたあと、『(一体どんなおもしろいこと言ってくれるんだろう…)』みたいな感じのつぶらな瞳で、ジーっと黙って待ってるんは勘弁してください」 「にはは…」 「確かにうちはVNI。人に笑いをふりまくのがお仕事。エンターティナー、言い換えたら芸人ってことになる。そやけど、会う人会う人全部にネタかましていったら持ちネタなんか速攻で切れます。一巡してネタを使い回すことほど自分が惨めになる瞬間はありません!」 「別にネタを催促されてるわけじゃないと思うが…」 「気にしすぎじゃないかな。被害妄想ってやつ」 「あんな無言の圧力かけられて平静でおれるかいっ。芸人としてのプライドが許さん!!」 「そんなしょうもないプライド捨てちまえ」 「VNIを名乗る以上、客を楽しませるのが務め! 最低限、自分がおもしろいネタを提供せなあかん」 「それがお母さんのVNI論なんだね」 「まあそういうこっちゃな」 「じゃあ、ラグナロク中で会う人全てにネタを提供できないあんたはVNI失格ってことになるな」 「ヽ(`Д´)ノ ウワァァァァァァン!!」 「ちゅうわけで、VNIについて」 「ここ一連のお話はとうとう佳境に入ったのかな?」 「佳境…ちゅうか、わかりきってることをおさらいするだけやけどね」 「さっさといこうぜ」 「まずVNIとはなにか……これは『ちゆ12歳』のオマージュであり、数ある中のサイトスタイルの一種です。それ以上でもそれ以下でもあらへん」 「ふむふむ」 「ではなにを以ってVNIとするのか。これは人によって意見は様々やろうけど、うちが考えるのは次の2つ。自らがVNIを名乗っていること。もうひとつはVNIを名乗っていなくても他者から見て極めてVNIっぽい人」 「なんだその曖昧な表現は…」 「ぽいって……」 「そもそもVNIなんかなろうと思ったら誰でもなれるし、定義なんか決まってへん」 「そりゃそうだが…」 「仮想のキャラを立ててるってのが最低条件かな」 「ほんま、人それぞれのVNIです」 「では次にVNIの利点、及び問題点」 「いろいろあるよね」 「まず最初、アクセスを受けやすいってところやけど、これは全てが全てそうとは限らん」 「誤認されやすいところだな」 「昔は『○○の○○なVNIが誕生した!』って感じでVNIになること自体が話題になったりもしたけど、それだけじゃ今は通じません」 「さすがにみんな飽きてるよね」 「ただ、リンクを受けやすいのは確かです。専門系なら、気づいてもらったらその界隈の人から貰えることが多々。なぜかリンクする方もリンクしやすいのが現実」 「『VNI』っていう枠組みが安心感をもたらすのかな」 「そして次に同業者、身内、馴れ合いリンク」 「これが一番の強みだな」 「前に言うた同列化にも繋がるけどね。同ジャンルやと仲間意識が自然とつく」 「馴れ合いリンクのアテが無い人はちょっと辛いかも」 「あと得意とするジャンルが落ち目だったりとかな」 「そしてこれこそがVNI最大の問題点」 「だいぶ前にも話したことあるね」 「少ない努力で多くのアクセスを得られることへの妬み(例え真実がそうでなくても他者にはそう見える)。手を抜いても減らないアクセスに溺れる管理人」 「お母さんみたいなサイトでも、そこそこのアクセスを保ってるのがいい証拠だね」 「めっちゃヒドイこと言われてるっヽ(`Д´)ノ」 「真実だろ?」 「なんか今『ちゆちゃんを守り抜く会』とかいうのがあるらしい」 「やっぱり愛されてるんだねー」 「『サイトトップからリンクを貼りましょう』か…」 「それ自体は賛同するけど、その理由が『連邦さんの追い上げにあって苦戦しています』ってのが納得いかへん」 「…………」 「管理人の運営不努力(忙しいのはわかってるけど、あえて不努力と言う)でアクセスが減るんはネット界のあるべき正しい姿。あんたらは温室に囲ってちゆを堕落させたいのかと小一時間問い詰めたい」 「わ、またすごいことを…」 「ファンなら信じて待っとけ! ちゆをそこらへんのアクセス乞食といっしょにするな!!」 「あんたみたいやつとな」 「またヒドイこと言われてるっヽ(`Д´)ノ」 「でもこういう意見はもう出回ってるんじゃないかな」 「んじゃ次にROVNI等の問題」 「根っこの部分は葉鍵系が抱えてるのとそう変わらないよね」 「こんなもんは完全に趣味の問題。ハードロックな音楽をじいちゃんばあちゃんが楽しめるかって話といっしょや」 「うーん」 「『嫌なら見るな』っちゅう言葉が通じへんとか言うてるけど、ROネタが理解できてとくに『嫌』でもない晴子ですらRO系はほとんど見に行ったりしません。そやから全然なんも気にならん」 「あんたは葉鍵ですら巡回してないからだろ…」 「例えば鉄道系VNI。例えば競馬系VNI。これらの明らかに客層を絞ったジャンルが今まで叩かれたりしたか?」 「だよね…」 「葉鍵は現役で叩かれてるけど、ぶっちゃけうち、葉鍵ネタわからん人を楽しませる自信なんかないし、そういう客を楽しませようとも思いません」 「専門系VNIが認められてるってことは客を選んでもいいってことになるか…」 「対象外の客から文句言われてもようやらんわ」 「でも『ネット上で公開している以上、嫌なら見るなという言葉は通用しません』って」 「確かにそうやけど、気に入らんかったら放置でええやん。なんもわざわざ『消費者センターにクレームつけにいくことが趣味』みたいなおめでたい人の真似せんでも…。ある意味ヤ○ザやん」 「謝罪しる!とか言ってるやつらと同じか」 「『ROネタわかっててもおもしろくない!』っちゅう意見はよう返しません。葉鍵系のうちにも同じことが言えるから」 「RO以前に身内限定だって話もあるみたいだよ」 「身内が楽しめたんやったらそれでええやん! 『ネタは狭いほどわかるヤツにはおもしろいんだ!』って、どっかの偉い人も言うてたし」 「そういう人がVNIを名乗ることに文句言ってる人たちは抵抗あるんじゃないかな?」 「放置スキルを鍛えろ! ヲチスレで『VNIも地に堕ちたな』って愚痴っとけ! 以上」 「うわぁ…(;´Д`)」 「んで前も言うたけど、VNIやるんやったらヲチスレの言うことを真に受けたらあかんで。所詮2ちゃんねるやねんから」 「2ちゃん出身VNIのくせに…」 「ちゅうわけでまあ、所詮末端のVNIである晴子ちんはVNIそのものについてあんま偉そうなことが言えん」 「態度だけはでかいがな」 「しかししかしだがしかし、版権VNIについては言いたいことがいっぱいある」 「元キャラが存在する仮想アイドルさんだね」 「版権VNIの掟その1。己が演じる(崇拝する)キャラへの愛情は誰にも負けるな!!」 「キャラの専有化って問題があるからな。中途半端な気持ちならやめておいたほうがいい」 「お母さんの場合だと『俺の晴子さんを冒涜するな!』って非難されちゃうんだね」 「その2。いついかなるときでも自分が○○であることを忘れるな!!」 「えと……リアルでもなりきらなきゃダメってこと?」 「そこまでは言うてへん。うちの場合やと『晴子』を名乗って活動してるとき全てにおいてってこと」 「メールとかもか?」 「難しいとこやけど……いちおううちはこのまんまの乱暴な関西弁で通してます」 「うわぁ…(;´Д`)」 「もちろんRO内でも関西弁や( ̄ー ̄)」 「お母さんは関西弁さえ使ってたらイメージ崩れにくいから楽だよね」 「その3。元キャラ、元ネタへの敬意を忘れるな!!」 「敬意?」 「敬意って言葉はちょっと違うんかもしれんけど……例えばうちやと毎回毎回の更新には出来るだけAIR、あるいは葉鍵なネタを入れるよう努力してます」 「結局のところ版権VNIってパロディだもんね」 「ゴールシーンをパロるのはやめとけ……」 「無理なときはせめて口癖ぐらい出しといてください」 「にはは」 「演じるキャラの差で有利不利が生じるのはどうしようもないとこだけどな」 「その4。そのキャラを背負っていることを忘れるな!!」 「その1と重なるな」 「イメージの話やな。例えばROでノーマナー行為(人に迷惑をかける行為)ばっかやっとったら確実にそれはキャラのイメージダウンとなる」 「お母さん、ROじゃなくてもイメージダウンなことばっかりしてる…」 「あんたが言えた義理じゃないな」 「(´・ω・`)海より深く反省」 「ほんとに反省してるのかな…」 「その5。イタイ、キモイと言われて本望と思え!!」 「うわぁ…(;´Д`)」 「一番大事なとこやで?」 「そうなんだ…」 「所詮は『エロゲヲタ、キショイ! 氏ね!』と言われる葉鍵板。これぐらいの狂気があらんでどないする」 「お母さんの場合はね…」 「ちゅうわけでまあ5か条みたいな感じでいろいろ並べてきたけど、版権、いや、一般VNIでもこれらを覆す必殺条件がひとつだけある」 「わ、なにかななにかな」 「どうせロクでもないことだろ」 「原型を留めてなかろうが、好き勝手やっていようが、おもしろければそれでよし!!」 「(;´Д`)」 「おもろさは全てを免罪する。要するに笑ったもん勝ちやっちゅうことやっ♪」 「まあそうなんだろうけどな…」 「じゃあお母さんもがんばってお客さんを笑わせないと。今日はオチがないなんて言わないよね? にはは」 「ぐっ…」 「ネタとは作るものなんだろ?」 「お母さん、ふぁいとっ」 「ん、んじゃ前々回……『カトゆー家断絶』によって10時台の前日ユニークアクセス比が1万3千パーセントという信じられん数字が叩き出されたわけやけど、その翌日のアクセス比」
「( ゚д゚)ポリーン」 「なんか惨めだね…」 「泣けてくるわ……・゚・(ノД`)・゚・。」 |
平成14年9月23日 | (゚д゚)ママーン |
9月23日。 多くは秋分の日。 一般市民にとっては嬉しい祝日。 この頃を境に夏の暑さも終わりを告げ、いよいよ秋が深まってくる。 この日に生まれた彼女は「秋子」と名付けられた。 多くの人に愛され、子を育み、また誕生日を迎えた秋子。 そんな彼女を祝うべく、一度は灯が消えた氷瀬家にまた温かい風が流れていた……。 (ハッピバースデー トゥ ユー♪) 「ちゅーーーーーーわけでっっっっっっっっ!!」 「…………」 「…………」 「…………」 「…………」 「秋子さんっ、誕生日おめっとさ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん♪♪」 「おめでとうございますっ。にはは」 「お母さん、おめでとう、だよ」 「めでたい」 「ありがとうございます」 「いきなり押しかけちゃってごめんなさい」 「唐突に『氷瀬家いくでっ!』だからな。連絡する暇もなかった」 「ううん、気にしないで。すっごく嬉しかったよ」 「大体、居候っ、あんたがもたもたしてるから悪いんやで。もうちょっとさっさと動かんかい」 「いくら900ccのバイクだからって3ケツなんか出来るか!」 「国埼さんはどうやってここまできたの?」 「うちのモンスターで引っ張ってきたんや」 「パワーアップした法術でリヤカーを動かしてきた」 「わ…すごい……」 「台座の上であぐらかいて両手広げて……すっごく怖かった…」 「想像できないよ〜」 「本当に……こんな遠いところまでわざわざ来ていただいてありがとうございます」 「にははっ」 「なあなあなあなあ、ところでところで」 「はい、なんでしょう」 「秋子さん今年でいくつになったん〜〜??」 ドカッ! ゲシッ! ボコッ! 「に、にははっ。お母さんなんにも言ってないよ。言ってない」 「すまん。旅の疲れでちょっと逝ってるみたいだ」 「お母さん、ジュース注ぎ足すねっ」 「あら、そう?」 「痛っつつ……。いったいなにが…」 「いやぁ、今日はめでたいな。本当にめでたい。次は俺の人形劇で楽しんでくれ」 「わ、やった」 「楽しみですね」 「今日の劇はメモリアル用スペシャルバージョンだ」 「お人形さんかわいい…」 「ランタッター ランタッター」 「(自分で歌っとるだけやないか…)」 「スコーン スコーン コイケヤスコーン スコーン スコーン コイケヤスコーン」 「ありゃ、そういえばここの居候、祐一はどないしたんや? アイコンないからジェノサイド扱いか?」 ぼかっ! どげしっ! びしっ! ぶすっ! 「ちょ、ちょっと待て。今なんか人形が、人形が刺してき…」 ばしっ! 「晴子さん、頭にゴミがついてたよ」 「あ、アイコンってなんのことだろうね。にはは…」 「そうだ。誕生日といえばプレゼントだ」 「あ、そうだね」 「わたしからは腕時計、だよ」 「ありがとう。これからずっとつけるわね」 「わたしはネクタイをもってきましたっ。お母さん、お祝いのときはネクタイか靴下がいいって言ってたから」 「(;´Д`)」 「ありがとうございます。たまにつけてみますね」 「Σ( ̄□ ̄;)!!」 「俺からはお米券一年分だ」 「ベタやなぁ…」 「ふふ。ありがとうございます。食費が浮いちゃいますね」 「ほなうちからは…………あ、あれ?」 「どうした」 「あかん……せっかく買ってきた秘技四十八手読本、どっかで落としてしもたみたいや」 「あんたはなんつーもんを選んでるんだ!!」 「?」 「??」 「ふふ。わたしにはもう必要なかったですね」 「…………『もう』?」 「しゃあない。こうなったら即席で、晴子ちんを自由にできる手篭め券でも……」 「了承」 「だからベタだって言ってるだろ! あんたも了承するんじゃないっ!!」 「冗談ですよ」 「?」 「??」 「うーん、困ったなぁ…」 「お気持ちだけで十分ですよ」 「それじゃうちの気が済まん」 「だったら、お母さんが出来る精一杯のことをプレゼントしたらいいんじゃないかな」 「うん。私もそれがいいと思うよ」 「うちが出来る精一杯……」 「酒関係はだめだぞ」 「うちから酒をとったらなにが残るんやろう…」 「が、がお…」 「あった! うちに出来る精一杯、見つけれたでっ!」 「よかったね」 「秋子さん」 「はい」 「今日からあなたの母になります」 「なるな!」 「ならないよぅ…」 「わ、おねえさんができちゃった…」 「了承」 「やっぱり…」 「名雪、よかったわね。おばあちゃんができたわよ」 「しまったぁっ! そういうオチが待っとったか!!」 「わあ、すごい…」 「今日一日は親子ですね、晴子お母さん」 「晴子おばあちゃん、肩揉んであげる」 「ど う す れ ば い い ん だ」 「自業自得だな」 「名雪さんが姪になっちゃった」 「おばあちゃん、ひとりでトイレいけるようがんばって」 「手すりにつかまってくださいね」 「しかも寝たきり老人って設定かいっっ!!」 「お母さん、おばあちゃんにあれ食べさせたらいいんじゃないかな」 「あら、そうね。今持ってきますから…」 「ま、まさか…」 「オレンジの…」 「観鈴、今日はもう遅いからこれでおいとまするぞ。晴子は置いていくからよろしくな」 「うん、またね。ばいばい…だよ」 「晴子お母さん、お待たせしました。特製のジャムですよ。これを食べて元気になってくださいね」 「ヽ(`Д´)ノ ウワァァァァァァン!! やっぱり最後はこういう展開かいっっ!!」 「はい、あーんしてください」 …………… ………… ……… …… … |
平成14年9月30日 | 爆萌マーメイドフィンガー |
〜 これまでのあらすじ 〜 地上最強のVNIであることを証明する。 袖尾圓明流千年の歴史を終わらせるため、晴子は立ち上がった。 「フフ……そうか。ならばその舞台、わしがつくってやろう。おまえは風をおこせばいい…」 テキスト界の生ける武神、ボケ殺し三郎が主催する全日本異種VNI選手権で旋風を巻き起こす晴子。 「もう少しで…もう少しで届きそうなんや……」 強敵たちと死闘を繰り広げる中、彼女はその一瞬になにを見出すのか。 奥義を超えた奥義、『爆萌マーメイドフィンガー』を発動させることが出来るのか。 長かった戦いもついに幕が降りようとしていた…。 「……で、今度のネタはいったいなんだ?」 「修羅の門だって」 「また古いところを。しかも休載中の漫画じゃないか」 「片山右京萌えらしいよ」 「見えた…」 「おーーっと、袖尾選手! まるで切れかけていた電池が突然復活したかのようだっ。にははっっ!!??」 「ああ……届いた。届いたで、三郎……」 「んなことはどうでもいい。おいっ、晴子! 派手に復活しといて一週間も更新が滞っているぞっ。しかも秋子デーのまんま!!」 「VNI界の状況を打破するんじゃなかったの?」 「だから、届いたんや」 「……はい?」 「??」 「そやから、この一週間放置によってついに完成したんや」 「……なにが?」 「爆萌マーメイドフィンガーがやっっ!!」 「Σ( ̄□ ̄;)!!」 「いったいどういうこと!?」 「それを説明する前、とりあえずこのサイトについておさらいしとこか」 「このサイトって『晴子28歳』の?」 「辺境の弱小場末量産葉鍵系VNIだろ?」 「一言でいうとそうなる。1月20日、葉鍵板最萌トーナメントの支援HPとして発足し、以後は惰性でネタ更新をポツポツと続ける」 「かなり偏ったサイトだな」 「基本的に更新少ないよね」 「ちょうど半年後の7月20日、ROにハマりすぎ更新休止。そして9月14日、突如と復活し現在に至る」 「あらためて見るといい加減なサイトだね…」 「あんたはVNI界について言及したりする資格持ってないぞ」 「そうっ、まさしくソレ!! やっと気づいたか!」 「???」 「ええかっ、半年というキャリアはあるものの基本的にうちは辺境ネットアイドル。しかも『ROもっとやりたいから更新休止します』なんちゅうサイト管理人にあるまじき行為までかます陽気なおちゃめさんや!」 「それって陽気なの……?」 「こんなんとてもやねいけど一人前のVNIとは言われへんっ。しかも現役引退しとるにも関わらずなにが『VNI界の状況を打破したる』や」 「…………」 「さらには、偉そうなことぬかしといてとっくに終わってる秋子デーのまま一週間更新放置状態。もうね、アホかと。バカかと」 「( ゚д゚)ポカーン……」 「つまり、こんないい加減なやつがVNI界についてあれこれ言おうと、それは全く説得力を伴ってないっちゅうことになる!!」 「……えと…じゃあ、今まで言ってきたことは全部嘘だったってこと…?」 「嘘は言うてへん。全部ほんまのこと言うてきたつもりや」 「うーん…」 「だがしかしだがしかしっ、たとえ正論を吐いてようがええことを言うてようが、そんなもん現役で毎日がんばってるVNIの言葉に比べたら1グラムの重みも無いんや!!」 「身も蓋もねぇ……(;´Д`)」 「派手に復活し、あちこちを批判。ネガティブアクセスをかき集め様々な注目を浴びた『晴子28歳』。しかし、こんなうちですらVNI界の現状については外野にすぎへん」 「なるほど…」 「ええかっ。毎日毎日更新に頭を悩ませ寝る間も削ってがんばっとる現役VNI。主役はあんたらや! 各所で話題になった晴子よりもあんたらの方がよっぽど偉い!」 「…………」 「例えおもろないと罵られようが、そのサイトはあんたらのがんばりが実を結んだ努力の結晶やっ。それは誰であろうと否定できるもんとちゃう」 「うん…」 「だからもっと誇りを、プライドを持て! 他の誰にも出来んことをやってるんや。もっともっと自分に自信を持つねんっ!」 「自信……」 「周りの意見に耳を傾けるんはかまへん。そうやって自らが成長していくもんなんやろう。しかし、全てを肯定するな。そして全てを否定するな」 「自分で考えることを放棄しちゃだめだな」 「更新の苦しみ知る人間のひとりとして、そのがんばりがサイト運営の苦労も知らん外野によって簡単に崩される、揺り動かされる様子を見るんは非常にやるせないです。めっちゃ歯がゆいです。もっと唯我独尊でいってもええやん」 「せっかくがんばって作ったサイトなんだから、もっと大切にしてほしいね」 「だからなっっ、しっかりと胸を張れ! 堂々と自分を貫け!!」 「VNI自らがつまらないことであたふたしてるのはみっともないしな」 「うんうん」 「以上っ、現役を遠のいた年寄りからの説教でした!!」 「にはは。お母さんってもうおばあちゃんだったんだね」 「それは言葉の綾っちゅうもん。いちいち繰り返さんでええわっ」 「ふぅ…。これで一応、復活した目的は果たしたわけか」 「言うべきことは全部言うたな」 「なんかすっごい騙されてるような気がする…」 「爆萌マーメイドフィンガーか……」 「ネガティブアクセスを真っ向から浴び、自らを犠牲にしそれを大前提から覆す。ふふ……失うものなどなにもない酔いどれ人魚さんにしか為せへん技やな…( ̄ー ̄)」 「虚脱感しか残ってないが…」 「姉貴……姉貴やったらできたはずの技や…」 「みんな肩の力は抜けたかもね」 「そうそう。張り切って飛ばしとってもいつかは潰れてまうだけ。まったりゆったりリラックスして自分が思うままにやっとったらええねん」 「じゃ、これでまた『晴子28歳』は更新休止?」 「うい。予定通り再び旅に出ます」 「旅ってどこにだよ…」 「もちろんミドガルドの大地へ」 「やっぱりあんたは最低だ」 「ちゅうわけで、爆萌フィンガー終了に際して一通りの謝罪を」 今回の件で本復帰したと思ってしまった極わずかな『晴子28歳』ファンのみなさん。 期待を裏切ってすいません。 まだまだ晴子はROに飽きがこなさそうです……。 ネガティブ狙いの露骨なテキストが想像以上に飛び火し、ネガティブパワーを燃やし尽くしたVNI界を異常に愛するみなさん。 お騒がしてすいません。 全ては晴子がやらかしたことです。恨むならどうか晴子ひとりを恨んでください。 これ以上反感を買うわけにはいかへん。 ええ、決して言いません。 釣れたとか大漁やったなどとは決して言いませんとも……。 「では以上を持ちまして、『晴子28歳』一時更新再開を終了いたします!」 「よくわからんがとりあえず終わったんだな」 「全てのVNI、いや、全てのがんばっとるサイト管理人に幸あらんことをっ!!」 「ばいばいっ、またね」 「たのしかったですねえ……」 「か、片山がたおれたあ!! それはあたかも輝きつづけた電球のフィラメントが一瞬のきらめきを残してきれるがごとく、静かに片山がマットに沈んだあっ。にははっっ!!??」 「そのネタはもういいっ!!」 |